ノルマンディスト大宮

ノルマンディーの募集馬考察をメインに書いています。

ノルマンディー2020年度募集馬考察/岡スタ馬1

いよいよ当ブログの本題である、ノルマンディー2020年度募集馬の考察を進めていきます。

狙いの岡スタ産から始めていきます。

 

募集No1.オヒアの19

父:ロージズインメイ

母父:ブラックタイド

 

・完歩タイム

1.0-2.06-3.1-4.07-5-5.93

1.0-1.06-1.04-0.97-0.93-0.93

Ave.0.99

 

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・飛節角度

 60°

 

募集No5.クラックコードの19

父:スクリーンヒーロー

母父:ダンスインザダーク

 

・完歩タイム

1.16-2.33-3.53-4.6-5.73-6.9

1.16-1.17-1.2-1.07-1.13-1.17

Ave.1.15

 

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・飛節角度

 61°

 

募集No8.ハイデフィニションの19

父:イスラボニータ

母父:アグネスデジタル

 

・完歩タイム

1.0-1.96-2.96-4.03-5.1-6.13

1.0-0.96-1.0-1.07-1.07-1.03

Ave.1.02

 

f:id:normandy_omiya:20201027210156j:plain

・飛節角度

 64°

 

募集No9.フォーハピネスの19

父:イスラボニータ

母父:ファスリエフ

 

・完歩タイム

0.96-1.83-2.9-3.87-4.8-5.77

0.96-0.87-1.07-0.97-0.93-0.97

Ave.0.962

 

 

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・飛節角度

 64°

 

募集No10.ヤマサラグランジュの19

父:ロージズインメイ

母父:サクラバクシンオー

 

・完歩タイム

1.03-2.06-3.06-4.0-5.0-6.0

1.03-1.03-1.0-0.94-1.0-1.0

 Ave.1.0

 

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・飛節角度

64°

 

募集No10.ヤマトサクラコの19

父:ロゴタイプ

母父:ディープインパクト

 

・完歩タイム

0.99-1.96-3.02-4.03-5.03-6.06

0.99-0.97-1.06-1.01-1.0-1.03

 Ave.1.01

 ※11/3修正

 

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・飛節角度

 64°

 

まずは6頭の計測を行いました。

ここで問題?が有り、前回記事で計測したデアリングタクトの募集時動画と比べて、

今回の6頭はどうみても歩きやすい場所での撮影になっています。

デアリングタクトをモデルとして比較するのは良くないですね。

 

横の比較として見てみると平均完歩タイムが1秒を切ったのが、

オヒアの19とフォーハピネスの19でした。

 

オヒアの19は飛節の伸びも加わり素晴らしいです。

フォーハピネスの19は飛節の伸びに特筆したものはありませんが、なんせ完歩が速い。

こういったタイプはスプリント力が高いのかなと考えています。

 

 

今後別記事で出資候補に挙がった馬はより掘り下げていきます。お付き合いください。

 

ノルマンディー2020年度募集馬考察/モデルとしてのデアリングタクト編

菊花賞は最後の直線ドキっとしながらもコントレイルが無敗の三冠達成。

無敗の牡馬牝馬三冠が同年に誕生というのも、何とも凄い記録です。凄いとしか言いようがない。

 

コントレイル・デアリングタクトのようなスターホースに出資してみたいというのは、一口馬主勢みんなが思うところでしょう。

考察にも力が入ります。

 

さて、ノルマンディー募集ですが、

待望のカタログ・動画公開となりました。

 

前回記事で岡スタ狙いは定まりましたので、考察も岡スタ中心に進めていきたいと思います。

 

この考察を進めるにあたって、「ウォーキング動画」を参考にされる方が多いと思いますが、一体どこをどのように見たら良いのでしょうか。

 

これはある種、完全な正解のない「永遠のテーマ」だと思いますので、仮説を立てて検証を行いたいと考えています。

 

動画の見方について「よく聞く話」からの仮説

・仮説1

完歩のタイムが速い

→テキパキ歩いていた方が良い(引手に引かれているようではダメ)とは聞いたことがあります。

 ただ人間に置き換えて考えた場合に足の速いアスリート(例えばボルト選手)を徒歩スピードで見抜けるのかというのは正直疑問です。

 

・仮説2

飛節が伸びる(角度が小さい)

→相馬の天才と名高い岡田総帥の何かの動画でやたら「飛節が伸びる/伸びない」という発言が出ていました。相馬で重視しているポイントと捉え、個人的に気になっています。

 運動学のイメージ(素人ですが)としても飛節が伸びるというのは完歩が大きくなるという点で良さそうですよね。

 

上記2点を中心にまず、モデルとして「デアリングタクト」の募集時動画を見ていきます。

 

■デアリングタクト募集時動画

 

・完歩タイム

左後ろ脚が伸びきったところをスタートとしました。

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次の左後ろ脚が伸びきったモーション。

この動作を1完歩として計測します。

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1.1-2.1-3.13-4.23-5.27-6.37-7.44-8.64

1.1-1.0-1.03-1.1-1.04-1.1-1.07-1.2

Ave.1.08

(秒)

 

8完歩を計測しました。意外と完歩によってバラつきがあるんですね。

まだこの完歩タイムが速いのか普通なのか遅いのかよく分かりません。

今後の募集馬考察の際に比較モデルとして使用してみたいと思います。

 

・飛節角度

これは動画から正確に測るのは難しいかもしれません。

できるだけ真横っぽいのをチョイスして角度を出しました。

また、正直どこからどこの角度を測るのが良いか分からなかったのですが、一番高い腰の位置から踵?にしました。

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68°です。うーん、割と伸びているほうでしょうか。(無敗の三冠馬)

これもさきほどと同様に今後のモデルとして使用します。

 

以上を仮説の2項目として、

「完歩タイムは速ければ速いほど良いのではないか」

「飛節は伸びれば伸びるほど(角度が小さくなるほど)良いのではいか」

と考え考察を進めていきます。

 

次回記事では募集馬を同様の手法で解析してみます。

 

※ノルマンディーさんに画像転載の問い合わせをしたところ、すぐに許可をいただけました。ありがとうございます。

ノルマンディー岡田スタッド生産VS以外

先日の秋華賞では見事にノルマンディーのデアリングタクトが制覇、

無敗での牝馬三冠に世間の注目を集めました。

 

10月25日には菊花賞で、

こちらも大注目の無敗馬コントレイルが控えています。

個人的にも非常に楽しみですし、いまから馬券をどう買おうか悩んでいます。

 

 

さて、明日10月21日はノルマンディー募集馬のカタログが公開となります。

 

先日はノルマンディー募集馬の芝/ダート考察を行いましたが、(デアリングタクトによりさらに数字を伸ばしましたね)

今回はノルマンディー母体でもある

岡田スタッド」生産馬

「セール出身」(岡スタ以外)

で、それぞれの勝ち星を比較していきます。

 

前回集計してみたノルマンディー全体での勝ち星として178勝でしたが

先週秋華賞の1勝が追加され179勝というのがトータルの勝ち星となります。

 

それでは早速ノルマンディー所属岡田スタッド生産馬の累計成績です。

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ノルマン岡スタ生産馬成績

111勝となり、クラブ全体の179勝から考えると半数以上が岡田スタッド生産馬ということが分かります。

 

また、「中央デビューできた頭数」「獲得賞金」もそれぞれで集計しました。

中央デビューできた岡スタ生産馬117頭で19億6450万円獲得

中央デビューできた岡スタ生産以外馬112頭で13億1837万円という結果でした。

 

 

岡スタ生産以外には当然デアリングタクトが所属してこの賞金差ですし、

そもそも岡スタ生産馬の方が募集額としては安価なイメージもあり、

狙いとしてはやはり「岡田スタッド」ということで間違いが無さそうです。

 

 

明日のカタログ公開は本当に楽しみです。

岡田スタッドを中心に考察を進めていきます。

 

 

■結論

大正義岡田スタッド

自己紹介/ノルマンディー募集にあたって

馬券好きな30代で、シルクホースクラブでは出資していますが、セカンドクラブとしてノルマンディーサラブレッドレーシングへの入会を検討しています。

 

せっかく?なので、入会への過程や募集馬の考察をチマチマ書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

本日10月14日、

ノルマンディー募集馬も厩舎の所属予定が発表され、情報量としては佳境を迎えるという感じでしょうか。

※個人的にオウシュウフリートに惹かれていましたが、高柳瑞樹厩舎ということで少し残念に思っています。

 

今回は出資戦略を考えたいと思います。

 

漠然とノルマンディーだから(岡田系列だから)ダート馬の方が良いんじゃないの?と考えていましたが、気になるデータが。

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ノルマンディーサラブレッドレーシングの中央での全成績です。

 

芝レースで92勝、ダートレースで81勝とやや芝優勢と感じる結果でした。

勝率で見ても芝が優勢でした。

 

続いて、獲得賞金を計算しました。

芝では17億5554万円

ダートでは13億1800万円

という結果でした。

突然変異?のデアリングタクトを除外しても芝優勢は変わらないのかもしれません。

 

これだけを見ると芝馬一択な気もしますが、

1頭あたりの獲得賞金や募集額等の細かなデータは無視した数値でもあるので、一概にそうは言えないかもしれません。

 

勝ち星や勝率では大きな差はないので、芝ダートというのは気にしすぎず、良い馬を選んで行くという方針で間違いはないでしょう。

 

機会があれば今後も細かなノルマンディー成績を掘り下げていきます。

 

■結論

ノルマンディーにおいて、芝馬、ダート馬は気にしない!