ノルマンディスト大宮

ノルマンディーの募集馬考察をメインに書いています。

ノルマンディー2020年度募集馬考察/最終結論

最後の中間発表も終わり、全体の人気傾向は見えてきましたね。

おそらく下位でも名前が挙がった馬達は様子見をできないのでしょう。

 

本日は最終的な考察と結論です。

結論からお話ししますと

・フォーハピネスの19

・タニノジュレップの19

に申し込みました。

 

最終候補は下記の5頭でした。

・ペブルガーデンの19

・タニノジュレップの19

・スノースタイルの19

・フォーハピネスの19

ハイデフィニションの19

 

■ペブルガーデンの19

父:エピファネイア
母:ペブルガーデン(母の父:ディープインパクト

杉山晴紀厩舎入厩予定
募集総額:3,520万円

 

完歩タイム:

1.02-2.11-3.12-4.1-5.1-6.12

1.02-1.09-1.01-0.98-1.0-1.02

Ave.1.02

※芝生

飛節角度:

60°

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新規会員一番人気のエピファ牝馬ですね。

エピファネイア×母父ディープインパクトは先日の菊花賞2着のアリストテレスやローズS2着のムジカなどがおり、今後もドンドン活躍馬が増えていく配合でしょう。

Roberto系は牡馬でこそという話も多かったと思うのですが、ことエピファネイアに関して言えばそんなことも無さそうです。

そしてなんと言っても杉山厩舎です。

16年の開業から着実に勝ち星を増やし、今年現在で36勝(リーディング7位)と文句無しです。

動きも完歩スピード、飛節角度共に非常に優秀です。

 

ただ申し込みはしませんでした。

理由としてはやはり高額な点と、おそらく芝の中距離というノーザンファームの主戦場で戦うことになるだろうという点です。

デアリングタクトが出現したのは事実ですが、「ノルマンディーはそうではないだろう」という風に今も考えています。

 

■タニノジュレップの19

父:ゴールドシップ
母:タニノジュレップ(母の父:コロナドズクエスト

青木孝文厩舎入厩予定
募集総額:960万円

 

完歩タイム:

1.06-2.1-3.12-4.13-5.14-6.17

1.06-1.04-1.02-1.01-1.01-1.03

Ave.1.028

飛節角度:

62°

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ゴールドシップ産駒は面白いですね。

やはり長距離適性が高い産駒が多いように感じますが、

一方で先日のスノークォーツのように中距離でキレる脚を見せたりと多彩な産駒が出ています。

 

 

配合面ではステイゴールド系×母父コロナドズクエストからエイシンポジションが出ていますが、中央では8頭中3頭の勝ち上がりと、「普通」という感じでしょうか。

 

姉にステイゴールド系のナカヤマフェスタと配合されたマロンクルールがいますが、

中央では勝ち上がることができていません。

 

タニノクリスタル牝系にゴールドシップの配合は同クラブのプリュムドールがおり、

ハイレベルな未勝利戦を3着とポテンシャルが高く、配合が似ているのは良い点と考えています。

 

 この馬は正直「青木孝文厩舎」という点が引っかかっていました。

厩舎成績の数字だけ見ると物足りないのですが、SNS等では悪い声が少なく、むしろ「青木枠」のように評価される声も多かったため、申し込みを決めました。

ノルマンディー×青木孝文厩舎ではオルダージュやチェアリングソングも活躍しているためクラブとの連携も問題無いのかなと思っています。

 

■スノースタイルの19

父:ゴールドシップ
母:スノースタイル(母の父:ホワイトマズル

中舘英二厩舎入厩予定
募集総額:1,680万円

 

完歩タイム:

1.06-2.13-3.1-4.17-5.17-6.2
1.06-1.07-0.97-1.07-1.0-1.03

Ave.1.033

飛節角度:

61°

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こちらもゴールドシップ牝馬です。

ステイゴールド系×母父ホワイトマズル

中央17頭中4頭勝ち上がりで、ブラックプラチナムが稼ぎ頭となっています。

あまり良い配合とは言えないかもしれません。

中舘英二厩舎は今年26勝でリーディング24位と躍進を見せています。

 

この馬ももちろん良い馬だなという印象ですが、

非常に人気になっているのとタニノジュレップの19に申し込む事を決めたので、同じくゴールドシップ牝馬のこちらは見送りとしました。

 

■フォーハピネスの19

父:イスラボニータ
母:フォーハピネス(母の父:ファスリエフ

上原博之厩舎入厩予定
募集総額:1,160万円

 

完歩タイム:

0.96-1.83-2.9-3.87-4.8-5.77
0.96-0.87-1.07-0.97-0.93-0.97
Ave.0.962

飛節角度:

64°

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種牡馬イスラボニータ産駒です。

最近は新種牡馬の活躍が目覚ましいですし、

ディープインパクトキングカメハメハの死去により、さらにその傾向は顕著になっていくのではないかと考えています。

 

配合面でフジキセキ系×母父ファスリエフは3頭デビューで勝ち上がりは0。母数が少ないので正直良く分かりません。

もう少し広げてフジキセキ系×母系3世代内にトニービン持ちの馬は

中央152頭中77頭勝ち上がりでドリームパスポート、フィールドベアー、アルティマトゥーレ、現役馬ではサクセスエナジー等が出ている、活躍馬多数の好配合と言える点です。

 

上原博之厩舎は近年地味ですが、

フジキセキ系のキンシャサノキセキ産駒のガロアクリークで三冠レース皆勤等、

要所要所で活躍馬を出しているのは好印象です。

ノルマンディー×上原博之厩舎ではアリンナ(転厩)や先日デビュー戦で2着したアルトヴォラーレがいる点も良いですね。

 

また、この馬は何と言っても動画の動きが良く、

平均完歩速度が今回募集馬の中で最速だったため申し込みを決めました。

大人気ですので、まずは当選を願います。

 

ハイデフィニションの19

父:イスラボニータ
母:ハイデフィニション(母の父:アグネスデジタル

羽月友彦厩舎入厩予定
募集総額:1,240万円

 

完歩タイム:

1.0-1.96-2.96-4.03-5.1-6.13
1.0-0.96-1.0-1.07-1.07-1.03
Ave.1.02

飛節角度:

64°

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こちらもイスラボニータ産駒です。

フジキセキ系×母父アグネスデジタルは中央14頭中5頭勝ち上がりです。

 

羽月友彦厩舎はダート比率が極端に高く、中央での累計成績は芝85勝、ダート162勝と2倍近い数字となっており、活躍馬はほぼダートです。

そのため、まずはダートに適正があるかという点が焦点になるのかなと考えました。

 

しかし、カタログには早期からの活躍、2歳重賞というような芝を匂わせるワードが並んでおり、個人的にもイスラボニータ産駒がダートにビシッっと合うイメージが湧かなかったため見送りとしました。

 

 

以上となります。

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

また次回追加募集の際に考察を進めていきたいと思います。